デリケートゾーンケアしてますか?

デリケートゾーンケアの基本

デリケートゾーンは全身の中でも特に皮膚が薄く、その名の通りとても繊細な場所。誤ったケアをすることで、臭いやかゆみ、乾燥などの肌トラブルやデリケートゾーン環境の悪化につながる原因に。潤いで満たされ、ふっくら健康的なデリケートゾーンを保つために、正しいアイテム選び、正しいケア方法を知ることが重要です。

洗浄

デリケートゾーンは、顔や体よりも酸性寄りの弱酸性。㏗3.5~4.5に保たれることによって、外部から膣や子宮を守っています。デリケートゾーンの㏗と異なるボディソープの使用や、ストレス、生活習慣の乱れ、誤った洗い方によって㏗バランスが崩れることは、自浄作用を低下させ、嫌な臭い・おりものの変化、免疫の低下や子宮系の病気、不妊の原因になることも。擦らずにさっとスピーディーに洗い流せる、優しいアイテムでソフトに洗い、デリケートゾーンを清潔な状態を保つことが大切です。

保湿

膣内部では、自浄作用のある分泌物が排出されることで潤いを保っています。加齢や生活習慣の乱れで女性ホルモンの分泌が減少すると、膣内の分泌物も減少し、乾燥によるくすみやハリの低下、萎縮性膣炎が起こりやすい状態となってしまいます。また、下着、ナプキン、ストッキングなどの日々の摩擦も加わり、デリケートゾーンは常にムレ、かゆみ、炎症のリスクを抱えています。デリケートゾーンへの積極的な保湿は、そういったトラブル回避にも役立ち、毎日を快適に過ごすための大事なケアです。

デリケートゾーンにお悩みがある方はぜひ使っていただきたい!!
お肌や髪と同じように年齢とともに変化するもの。日頃の習慣を見直し、女性ホルモンを整えることは健康で美しく、不調の少ない心と体を手に入れる近道。

生涯でティースプーン1杯分しか分泌されないと言われている女性ホルモン。エストロゲンは女性の子宮内部の卵巣から生成・分泌されています。その量は、30代前半をピークに徐々に減少していきます。卵巣の働きが急激に低下し、エストロゲンの分泌が減少する更年期では、身体的・精神的不調を抱えやすい状態になります。

すべてに繋がる「女性ホルモン」
「女性ホルモン」というと、一般的にエストロゲンとプロゲステロンを指し、この2つは互いにバランスを取り合いながら分泌されています。その働きは、月経や生殖に関わることだけではありません。肌や髪をきれいに保ち、女性らしい身体を維持し、不安やいらだちを落ち着かせ、安定した心の状態を保つ働きも担っています。つまり、「女性ホルモンを安定させること」=「美容と健康の維持」なのです。